60年代モッズ・ガイド
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レディー・ステディー・ゴー

●レディー・ステディー・ゴー(Ready Steady Go!)


「Weekends starts here!」を合言葉に、
金曜日の夕方に放送され、モッズに絶大な人気があったテレビ番組が、
「レディー・ステディー・ゴー」(Ready Steady Go!)だ。

1963年8月に放送が開始される。
63年といえば、ビートルズの「Please Please Me」が発表され大ヒットした年だ。

司会はキース・フォーディス(Keith Fordyce)とキャシー・マクゴーワン(Cathy McGowan)。

観客が参加する形式のテレビ番組で、
当時のフェイス達が登場し、そのファッションやダンスを披露し、
そのセンスを競い合った。

もちろん当時のモッズ達はクラブへ出かける前に、
この番組で最新のファッションと新しいステップをチェック!
それからクラブへGO!
まさに「Weekends starts here!」というワケです。

モッズ・バンドの他にも、ビートルズやローリング・ストーンズなどの
超人気バンドや、数多くのアーティストが出演。

新人バンドもこの番組に出演できるか否かで、
スタート・ダッシュが決まるのだ。


1966年12月に突然に終了。

終了の原因は、モッズの流行が終わって番組の人気が低下したとか言われるが、
「モッズ=不良」としてその影響を与えたこの人気番組に対する
大人たちの反発による面も大きかったようである。

現在、「レディ・ステディー・ゴー」の放送権は
ビートルズのライバルとして有名な当時の人気バンド、
デイヴ・クラーク・ファイヴのデイヴ・クラークが持っているらしい。

一時はビデオで、オムニバス版が出ていたけれど、現在は廃盤状態。
是非とも、この伝説の人気番組の全ての回を復刻してほしいです。




●キャシー・マクゴーワン(Cathy McGowan)


この番組の司会をしていて一躍サンディ・ショウと並ぶ
モッズのアイドルとなったのがキャシー・マクゴーワン。
「レディー・ステディー・ゴー」に起用された当時は19歳だった。

ファンレターの数はなんと週に600通。

番組に夢中なモッド・ガール達は
みんなキャシーのファッションや髪型を真似ていったそうな。

そのキャシーご愛用ブランドがバーバラ・フラニッキのブランド、BIBAや
マリオン・フォールとサリー・タフィンのフォール&タフィン(Foale and Tuffin)だったという。
また後に自分のブランド「Cathy McGowan's Boutique」も作っているというから結構やり手。

また、レディー・ステディー・ゴーの他にも、
ファッションモデルをしたり、雑誌でコラムを書いたりも。

実は、デイヴ・クラーク・ファイヴのデイヴ・クラークと
ラヴラヴだったらしいけど、その後破局。

番組終了後の1967年に俳優のハイウェル・ベネット(Hywel Bennett)と
結婚しちゃいましたが数年で離婚。

そんなキャシー・マクゴーワンの映像は
60年代モッズ動画サイトで!


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